【家で見える姿だけが子供のすべてじゃない】

【子育て】
桟橋の金具
桟橋の金具

こんちには、桟橋の金具です!

子育てをしていると、

「なんで何回言ってもやらないんだろう。」

「家では本当にだらしないな。」

そんなふうに思ってしまうことはありませんか?

私も中学生の長男に対して、何度そう感じたか分かりません。

ところが先日、ある出来事をきっかけに、その考えが大きく変わりました。

親が見ている子どもの姿は、本当にその子のすべてなのでしょうか。

今回は、私自身が子育ての中で気づかされた出来事をお話しします。

【家で見える姿だけが子供のすべてじゃない】

家ではだらしない長男

うちの長男は、頑張り屋です。

学校の成績も悪くありませんし、サッカーにも一生懸命取り組んでいます。

親として見ても、決して「何も頑張らない子」ではありません。

ただ……。

家での生活面になると話は別です(笑)

脱いだパジャマは、そのまま。

部屋は乱雑。

洗濯した服を渡しても、ベッドの上に放置。

何かお願いすれば、

「うん」

と返事はします。

でも、動かない。

夏休みの宿題も、

「やるよ」

「あとでやる」

と言いながら、なかなか取り掛からない。

ようやく机に向かったと思ったら、ノートを開いたまま一時間くらいボーッとしていることもあります。

妻も、

「言わなかったら、一日中ソファでゴロゴロしてるんじゃない?」

と心配するほどです。

そんな姿を毎日のように見ていると、当然こちらも言いたくなります。

「早くやりなさい」

「何回言えば分かるの?」

「返事だけじゃなくて動きなよ」

私たち夫婦も、これまで何度もそんな言葉を掛けてきました。

サッカーチームで【MVP受賞】

そんな夏休みを過ごしている中、

長男が所属しているサッカーチームで、試合とBBQを行うイベントがありました。

一日の最後には、中学生の各学年から一人ずつMVPが選ばれたそうです。

そこで、中学1年生のMVPに選ばれたのが長男でした。

聞いた瞬間は、

「おお!すげーじゃん!」

と、純粋に嬉しかったです。

でも、そのあと少し疑問に思いました。

「MVPって、どういう基準で選んでるんだろう?」

というのも、正直に言えば、長男よりサッカーが上手な子はたくさんいます。

チームの中心選手というわけでもありません。

もちろん長男も頑張っていますが、プレーだけを見て一番だったという感じではない。

だから気になったんです。

話を聞いてみると、そのMVPはサッカーのプレーだけで決めているわけではありませんでした。

試合での姿勢。

仲間への声掛け。

集団行動の中での自主性。

周囲との協調性。

BBQなどを含め、一日を通してどんな行動をしていたのか。

そういった部分も大きく評価されていたそうです。

それを聞いて、

「なるほどなぁ」と思いました。

なぜ家では自主性がない?

その話を妻としていて、夫婦で同じ疑問が出ました。

「……でもさ、家では全然やらないよね(笑)」

本当に不思議でした。

外では自主的に動ける。

周りを見て行動できる。

協調性も評価されている。

なのに家では、

パジャマは脱ぎっぱなし。

返事だけして動かない。

ソファではゴロゴロ。

「その自主性、家でも少しくらい発揮してくれよ」

と、思ってしまいます(笑)

でも、妻と話しているうちに、ふと思ったんです。

いや。

これって、私たち大人も同じなんじゃないか?

大人だって家では休みたい

私たち大人にも、いくつものコミュニティがあります。

職場。

友人関係。

地域。

家族。

その場所ごとに、自分なりの役割があります。

職場では責任を持って仕事をする。

周りに気を配る。

時間を守る。

必要なら、自分から動く。

でも仕事を終えて家に帰ってきたら、

「今日はもう何もしたくない」

と思う日だってあります。

ソファに座ってゆっくりしたい。

スマホを見ながらボーッとしたい。

誰にも気を遣わず休みたい。

それは、家が安心できる場所だからでもあります。

そう考えたとき、

「長男も同じなのかもしれないな」

と思いました。

学校では学校なりに頑張っている。

サッカーではサッカーなりに頑張っている。

友達との関係でも、きっと自分なりに考えて行動している。

そして家に帰ってきたら、気が抜ける。

もちろん、だからといって家で何もしなくていいとは思いません。

自分のことは自分でやる。

宿題もやる。

家族の一員として最低限のことはする。

それは必要だと思います。

でも、

「家でできていない=この子は何もできない」

ではないんですよね。

親が見ている子供は、ほんの一部分

親は、子どものことを一番よく知っている。

私はどこかで、そう思っていたのかもしれません。

毎日一緒に暮らしています。

小さい頃からずっと見ています。

性格も、得意なことも、苦手なことも分かっているつもりです。

でも、よく考えれば私が見ているのは、

「家にいるときの息子」

なんですよね。

学校にいるときの息子を、私はずっと見ているわけではありません。

サッカーで仲間と過ごしている息子も知らない。

友達同士でどんなことを話して、どんな行動をしているのかも分かりません。

親が知らないところで、子どもには子どもの生活があります。

そこで悩んだり、我慢したり、誰かに気を遣ったり、勇気を出して行動したりしている。

今回のMVPは、

「あなたの知らないところでも、ちゃんと息子さんは頑張っていますよ」

と教えてもらったような気がしました。

家での姿だけで評価するのはNG

もし自分だったらどうだろう。

仕事では頑張っている。

周囲から評価もされている。

でも家で少しダラダラしている姿だけを見て、

「あなたは本当にだらしない」

「なんで何もできないの?」

と言われ続けたら。

きっと、

「いや、俺だって外では頑張ってるんだけどな」

と思うはずです。

子どもも同じですよね。

もちろん注意しなければならないことはあります。

叱る必要がある場面だってあります。

でも、注意するときに、

「この子は何もできない」

という見方になってしまうのと、

「外では頑張っている。そのうえで、家ではここを直してほしい」

と考えるのでは、親の言葉もずいぶん変わる気がします。

「親は木の上に立って見る」

「親は木の上に立って見る」

という言葉を聞くことがあります。

漢字の由来そのものという話ではありませんが、子育てを表す言葉として私は好きです。

子どもの目の前まで近づいて、

「あれができていない」

「これもできていない」

と細かい部分ばかりを見るのではなく、

少し離れたところから、その子全体を見る。

今回の出来事は、まさにそんなことを考えるきっかけになりました。

家での姿。

学校での姿。

部活動での姿。

友達と一緒にいるときの姿。

全部合わせて、一人の息子です。

私の目に見えている息子だけが、

息子のすべてではありません。

親の見えぬところで成長している

MVPを取ったことは、もちろん嬉しかったです。

でも、今回一番嬉しかったのは、

「私たちの知らないところでも、ちゃんと成長しているんだ」

と知れたことでした。

親は、どうしても自分の目の前にある姿を見て判断します。

それは仕方のないことだと思います。

でも、もし子どもに対して、

「なんでできないんだろう」

「もう少ししっかりしてくれないかな」

と思ったとき。

一度だけ、

「この子は、私の知らない場所ではどんなふうに頑張っているんだろう?」

と考えてみてもいいのかもしれません。

家では見えない成長が、きっとあります。

そして今回の出来事をきっかけに、私自身ももう少し広い目で長男を見ていきたいと思いました。

とは言っても。

パジャマくらいは片付けてほしいですけどね(笑)

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

子育てをしていると、

「これでいいのかな」

「言いすぎたかな」

「どう接したらいいんだろう」

と悩むことがあります。

親だって、初めから親として完璧なわけではありません。

私自身も、子どもとの毎日の中で悩み、反省し、気づきをもらいながら子育てをしています。

もし今、子育てや家族との関係について誰かに話を聞いてほしい、気持ちを整理したいと感じている方がいましたら、ココナラでもご相談を受け付けています。

「こんなことを相談してもいいのかな?」という内容でも大丈夫です。

一人で答えを出そうとせず、まずは今感じていることを言葉にしてみてください。

あなたのお話を否定せず、一緒に整理しながら考えていきます。

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