【解決したい男性・察してほしい女性】

【夫婦関係】
桟橋の金具
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こんにちは。桟橋の金具です!

今回は男性と女性の思考の違いについて投稿します。

この前「今日の夕飯どうする?」という記事を投稿しましたが、

その中で、【解決したい私と察してほしい妻】の話があります。

この部分をちょっと心理学的に解説しようと思います。

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関連記事:【今日の夕飯どうする?】👈クリック!

【思考の傾向】

これはあくまで傾向ですが、心理学者「ジョン・グレイ」が提唱した、「男は火星から、女は金星から来た」でも有名なように、男女のコミュニケーションスタイルには傾向の違いがあります。

男性は「問題解決脳」、女性は「共感脳」

■男性は「目的志向・解決思考」

問題を見つけたら、最短で答えを出すのがベストと考える。

誰かから相談されたら、まず解決案を頭の中で真っ先に考えませんか?

それが「優しさ」であって、相手のためになると、男性は考えています。

■女性は「共感志向・感情重視」

感情に寄り添ってもらうことが「愛されている」と感じる。

解決策がほしいのではなく、「私の気持ちを理解してほしい。共感してほしい」

「女心」というのはこの部分を重視しているからこそ、男性には理解し難いことなのかもしれません。

例)今日の夕飯どうする?

この前の私の投稿を例にすると、こんな感じ。

桟橋の金具(男性):「答えを出す=役に立つ」

妻(女性):「気持ちをわかってほしい=察してほしい」

ここにすれ違いが生まれやすいのです。

【女性の「察して」=心の安全を求める】

認知心理学の視点から、

「察してほしい」という気持ちは、

言語化できない感情を相手に委ねている状態といえます。

・自分でも「疲れている」「やりたくない」と言えない。

・でも、それを相手が察してくれたら「安心」できる。

このように、「察し」を求める行動は、安全な関係性への欲求から来るもので、心理学者マズローの欲求5段階で言えば「所属と愛の欲求」「承認欲求」にあたります。

桟橋の金具
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心理学者マズローの「欲求5段階」ってなんじゃ??

って方はWikipediaさんをご覧くださいw
「5大欲求マズロー」👈

【男性の「解決したい」=相手を思いやる気持ち】

本来、男性は「役に立つ」「助ける」という行動によって、思いやりの気持ちを示しています。

「解決=愛情表現」という認知の習慣に近いもの。

ですが、共感志向・感情重視の女性から見ると・・・

「私の気持ちを聞いてくれていない」

「気持ちを受け止めてくれない」

と、受け取られてしまい、愛情表現どころか逆効果になることがあります。

【女性は、「なぜ言わない?なぜ言えない?】

■社会的学習理論の影響

女性が「察してほしい」と言葉を控える背景には、幼少期からの社会的な刷り込みが関係しているかも?

・「女は男の3歩後ろを歩け」

・「夫をたてるのが良い妻」

・「女性はおしとやかに」

少し古い時代の価値観ですが、聞いたことがある言葉ではないかと思います。

要は、「男尊女卑」「家父長制」ですよね。

こういった文化的背景により、「自分の感情をストレートに伝える」ことを躊躇するケースも少なくないです。

結果として、「言わずに察してもらいたい」態度になるんです。

【すれ違いを防ぐには?】

■男性=「解決」より先に「共感」

まずは、女性の気持ちに寄り添うことを優先する。

■女性=「察して」よりも「言葉で伝える」

少しずつでも「自分の感情を伝える勇気」を持つ。

自分の「したい・してほしい」を優先するのではなく、

相手が【どうしてほしいのか】をお互いに考えることが、夫婦のすれ違いを防ぐ、重要なコミュニケーションなんです。

【まとめ】

「解決したい男性」と「察してほしい女性」

これは性別による「性格」ではなく、思考傾向や・文化・感情処理の違いにすぎません。

大切なのは「相手はどうしてほしいんだろう?」「なぜ、その行動をとったのか?」

と、自分自身に【問い】を投げかけることです。

私たち夫婦は「夕飯どうする?」が原因で喧嘩をしていましたが、

今では喧嘩をすることなく、最善の「今日の夕食」

を決めることが出来るようになっていますよ♪

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